トップ良ちゃんさんレッスンノート石川河川敷
ようこそ ゲストさん   ログイン |  会員登録(無料)
おけいこライフ - ロゴ

良ちゃんさんのページ

フォローする メッセージを送る

石川河川敷

2017年5月19日 18:11 / ステップ3の時に投稿


石川河川敷
ステップ3終了の段階ですが、屋外のスケッチ画「を課題として提出します。
コメントを宜しくお願いします。 屋外で大部分の彩色を行っていますが、紙面及びパレット上とも絵の具の乾きが早く、遠景にウエットインウエット、エッジの除去等を行おうとしてもうまくゆきません。 この点どのような工夫をしたらよいのでしょうか?
又左手前の様な木の茂みの描写がうまくゆかず、何時も苦労しています。
ご指導をお願いします。

このノートへのコメント


先生 ムッチー  5月29日 02:23
良ちゃんさん

作品提出お疲れさまでした!

屋外で最終まで彩色されているのですね。

水彩画らしい柔らかいタッチで爽やかで涼しげな作風が魅力ですね♪

ウェットインウェットは絵の具が乾いくまでに素早く行わないといけないです。
しかし、エッジの除去やぼかしは乾いてからでも可能です。
それには、やはり紙はホワイトワトソンを使ったほうがいいですが、何をお使いですか?
ホワイトワトソンなら、乾いてからも湿った筆や湿ったティッシュで簡単にぼかせます。

次にご質問の左手前の樹木の描写ですが・・・
まず感じるのは「葉っぱと枝が分離してしまっている」ということです。
この感じですと「葉っぱ達を塗ったあとに、枝を加えました」ということがリアルに伝わり過ぎています。
そうなってしまう理由は・・・
「枝は、葉っぱの間から顔を出したり、葉っぱに潜ったりしているしているものである」
という表現がされていないからです。
枝だけがすべてくっきりと顔を出している・・そのために枝と葉っぱ達が分離しているように見えるのです。
潜ったり、顔を出したりしているように表現しましょう。
また柔らかい葉っぱに潜ったり顔を出したりしているわけなので、このように枝のすべてがくっきりと濃く見えるようにしてはいけないのです。
同じ枝であっても濃い部分もあれば薄い部分もある、くっきりしている部分もあれば、ぼんやりしている部分もある・・・
というように表現してみましょう。

作品全体を通して感じるのは、
すべてのグリーンが同じ色調になってしまっている。
すべてのエッジが同じ調子である。
すべてのコンクリートも石も同じ色調・同じ濃度である。

ということです。

このことからもわかるように、樹木もいろんな種類があり、石にもいろんな色調があるし、
コンクリートも古い新しいや、汚れなどによっていろいろな色調や濃度がある・・・
それらをもっと盛り込んでいかなければいけないということです。

また遠近差をつけるには、「遠景を薄くぼんやりと」「近景は濃くはっきりと」を守って表現しましょう。

最後に、人物がなんとなく後ろに(右側に)傾いてしまっています。つまり後ろに、のけぞっているように見えてしまっているので、安定感が感じられず、それは見ていて「落ち着かない」という印象を与えてしまいます。
歩いていても走っていても人物には垂直軸というのがあります。
垂直感が出るように表現することを心がけてみてくださいね。


今回、アドバイスは以上です。


では次回作品も楽しみにお待ちしています
(^∇^)ノ

良ちゃんさん  5月29日 11:49
懇切丁寧な講評有難うございました。 送付の絵の写真は屋外で撮影した
もので写真の写りが悪く後悔していたのですが、細部まで見て頂き感激です。
用紙の種類まで注意いただき恐縮です。屋外スケッチ用として、クレスタ F6を使用しました。 課題提出ステップ3では、ホワイトワトソンに切り替え提出致しましたので、ご講評頂くようお願いします。 今回の絵について、細部までの色々なご指摘に感謝するとともに、俄然やる気が出てきました。 今後とも宜しくご指導頂くようお願いします。


コメント(3000文字まで)

画像・添付ファイル




Good
会員IDをお持ちの方

メールアドレス:

パスワード:


パスワードを忘れたら?