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良ちゃんさん

課題作品の提出お疲れさまでした。

雨の夜の街という感じがよく出ていますよ！

透視法もまずまず違和感がありませんし、人物の雰囲気が情感があっていいですね♪

濡れた路面の表現も良いですし、遠近感も伝わってきます。


気になる点は・・・

コメントで「空の色が濃い」と描かれていますが、これはこれで大丈夫です。
夜の雰囲気が出ていて、なにも違和感がありません。
（私の教材のほうは、ちょっと夕方という感じでしたので）

雨の傾斜角度は・・・
そうですね。垂直ではなく、少し傾斜させたほうが雰囲気が出ますね。

雨と雨の間隔もやはりバラけるほうがいいです。
均一な感じがしてしまってますので、不均一になるように意識しましょう。

上記に「透視法は、まずまず良い」と書きましたが、その「まずまず」というのは・・・
少し歪みがあるからです。
それは、まず右側のビルの窓を見てみますと、それぞれのビルの窓のラインがそれぞれバラバラになってしまっています。
これらはよくよく注意して、消失点に向かうように揃えて描くようにしましょう。

次に、赤い車の前後のタイヤをつなげたラインを見てみると・・・
やはりこれも消失点に向かっていません。
車の下の白線のように正確に向かわせましょう。

手前の車の後ろのタイヤはこの角度から見ると、本当はもっと上下に長いはずです。
（私の見本を再度よく確認してみてください）

最後に、車のタイヤの色が濃過ぎます。
この風景全体を見てみますと、このタイヤの色だけが黒に近く濃いです。
また、黒い車のボディーも濃いです。
実際の風景は本当に、これらだけ濃いでしょうか？
絶対そんなことはないはずです。
また雨に煙っている風景ですから、タイヤだけが真っ黒というのは情感的にも不自然です。
画面全体の調子をよく見て、「なにかだけが特別に濃い」ということにならないように調整するようにしてみてくださいね。



今回、アドバイスは以上です。


では次回作品も楽しみにお待ちしています
(^∇^)ノ